主宰necoを中心に、京都市立芸術大学の学生で立ち上げ。
2015年に活動を開始。
現在の劇団員は全員女性。
演劇作品だけでなく、朗読劇や、詩的テキストを用いたパフォーマンス作品も発表。
近年は、舞台芸術以外のアーティストとのコラボレーションも積極的に行う。
京都を中心に活動中。
ステートメント
劇団三毛猫座では、「見えないものを想像する」をテーマに、舞台作品を制作している。
情報が過多な現代では、多くのことが受け身になりがちで、”想像をすること”は不要なことかもしれない。
しかし、文字や画像で構成された情報の奥には、人がいて、それぞれの思い、生活、文化がある。
世界に対して無関心でいないために、情報の向こう側の世界とコミュニケートするためには、
”想像すること”が不可欠である。
舞台上では、そこが宇宙だ、と言えば宇宙になり、客席の上を指差せば、月が現れる。
観客と俳優は想像を共有することで、世界が広がる。
それが舞台芸術の最大の面白さであると私たちは考える。
劇団三毛猫座の作品には、
今ここに存在しない人、すでに死んでしまった人や、人の目には見えない妖怪など、
「いないもの/見えないもの」が登場する。
俳優の振る舞いを通して、観客はその姿形や声、そこにいた時の様子を想像する。
その行為は、情報を元に今この目の前にはないものを想像する、
世界とコミュニケーションを取る行為と、同様であると言える。
私たちにとって舞台芸術は、想像力を失わないための行為であり、コミュニケーションの手段である。
◇2025.05/06 展覧会
『優美な死骸の採集』
▶︎THEATRE E9 KYOTO(京都市)
▶︎氵[さんずい](京都市)
◇2024.05 パフォーマンス公演
『てのひらの光年』
▶︎The Side(京都市)
◇2023.10 パフォーマンス公演
奥能登国際芸術祭2023 参加作品
『海のまぼろし』
▶︎鉢ヶ崎海岸(石川県珠洲市)
◇2022.12
アニメーション『あの日は鮮やかな白』
▶︎Web
Kaorikidと共作
◇2022.08 第七回本公演
『くじらの昇る海底』
▶︎THEATRE E9 KYOTO(京都市)
◇2021.08 第六回本公演
『アンドロイドは毒をも喰らう』
▶︎THEATRE E9 KYOTO(京都市)
◇2021.03 朗読公演
『くじらの昇る海底』
▶︎MEDIA SHOP Gallery2(京都市)
◇2020.07〜08
『アンドロイドは毒をも喰らう〜休校編〜』
◇2020.02 朗読パフォーマンス
奈良・町家芸術祭の芸術祭はならぁと2019 あらうんど◉吉野町上市 参加作品
『ことばの組曲 1.夜』
▶︎ほんまち屋敷(奈良県吉野)
◇2019.08 第五回本公演
『クロウゼットで晩餐を』
▶︎studio seedbox(京都市)
◇2018.12 朗読劇
3CASTS vol.5 参加作品
『カリウムドウナツデイ』※再演
▶︎UrBANGUILD(京都市)
◇2018.10 第四回本公演
『アンドロイドは毒をも喰らう』
▶︎京都市東山青少年活動センター 創造活動室(京都市)
◇2018.03 朗読パフォーマンス
『ことばの組曲 1.夜』
▶︎栗東芸術文化会館さきら 小ホール
▶︎green&garden(京都市)
◇2017.09 第三回本公演 招猫企画
音楽劇『レモンの花の咲く丘へ』
▶︎TORIIHALL(大阪市)
◇2017.07 朗読劇
りっとう演劇祭 参加作品
『季節の淵をなぞる葬礼』※再演
▶︎栗東芸術文化会館さきら(滋賀県栗東市)
◇2017.02 プロダクションさきら 成果発表協力
ストーリーライブ『ホームズ×ジャズ』
▶︎栗東芸術文化会館さきら 小ホール(滋賀県栗東市)
◇2016.12 招猫企画 朗読劇
『或る絵画』
▶Wight商會三条店2Fギャラリー(京都市)
◇2016.06 招猫企画プレ公演
『薄いヴェールの丘に立ち静かに“病い”を待っている』
▶京都市立芸術大学小ギャラリー(京都市)
◇2016.03 第二回本公演
『傘下のひとりごと』
▶スペース・イサン(京都市)
◇2015.10 第一回本公演
『朱の白日夢』
▶京都市東山青少年活動センター 創造活動室(京都市)
◇2015.03 朗読劇
『七つの蕾』
▶cumono gallery(京都市)