劇団三毛猫座では2023年から継続して、シュルレアリストの言語遊戯法「優美な死骸」の手法を引用し、集団での詩作を行っています。
こちらでは劇団で取り組んでいる詩作法および、制作・発表している詩集についてご紹介します。
「優美な死骸(屍骸)」とは
シュルレアリストが用いた、詩または絵画の遊戯法。
複数人で作品の制作を行う。
詩作の場合、参加者は順に一人1単語(または一文節)を紙片に書いていく。その際に、他者が何を書いてるかは伏せたままにして、テキストを生成する。最後に紙を開き、出来上がったテキストの偶然性を楽しむ。
技法の名前は、この遊びを思いついた際、“Le cadavre exquis boira le vin nouveau.”(優美な屍骸は新しい葡萄酒を飲むだろう)という一文ができたことから。
劇団三毛猫座noteにて、劇団による詩作については詳細を公開中です。
カード型/A6版 (販売価格 1,500円)
劇団三毛猫座の創作現場で制作された、優美な死骸による詩を収録した詩集。
表紙に紙片をクリップで挟む形式の詩集。異なる形のものが各所から収集されてきたイメージで装本をデザイン。
各詩集は、タイトルを先行して決めるところから始まる。自由律の手法で一行詩を作成し、タイトルを決定した後、タイトルのイメージに合わせて収録する詩を10篇選定。
詩がプリントされる紙片は、京都の印刷所「修美社」の協力により制作されている。
印刷物の制作時に出る切れ端の「紙出(しで)」を使用し、一枚ずつ紙種を変えて詩を掲載する紙片を制作する。
取扱店
・レティシア書房
・午睡書架
その他、劇団三毛猫座の出展する販売イベント・上演会場にてご購入いただけます。
01. ペンキまみれのワインに沈む、まるで閃光
2025年1月発行
02. ミントティーと君 定規で引く線 君に消されたい明け方の幽霊
2025年5月発行
03. 傲慢な面影とは、大海原に浮かぶ家である
2026年1月発行
2025年5月発行
箱装/変形B5版(販売価格 8,000円)
限定35部(シリアルナンバー入り)
ドローイング作品の現物を1点ずつ封入(全て異なります)
43篇の詩と、ドローイングのプリント5作を収録
2025年に開催した展覧会「優美な死骸の採集」に際して発行した特装版詩集。
各ページは採集カードの体裁として、作品の管理No.、執筆日、執筆者を記入したデータラベルを添付。
間奈美子氏(アトリエ空中線)による装本。
取扱店
・レティシア書房
・午睡書架
その他、劇団三毛猫座の出展する販売イベント・上演会場にてご購入いただけます。
2026年8月発売予定
折本/A6版(販売価格 300円)
劇団三毛猫座で行っている詩作法の手順解説書。
詩作時に使用する記入フォーマットシート付のスターターキット。
Coming soon...
2025年5月に開催した展覧会。
詩作品の他に、「優美な死骸」の手法を展開して製作したドローイング作品をのべ149点を展示。
会期中には展示作品をモチーフとしたパフォーマンスを上演。
展覧会の詳細はこちら
撮影:駒和樹
