KACパートナーシッププログラム2025採択事業

第八回本公演『不思議の国のアリス』


 

 

あれがここ、ここがあなた、あなたがそれに成っていく

 

この世界では

 

あらゆる「もの」がズレて、重なり、入れ替わる

 

 

 

 

ある日の昼下がり、少女アリスは庭で暇を持て余していた。

そこへ、喋る白うさぎが通りかかる。

うさぎが喋ることに驚いたアリスは、うさぎを追いかけ穴に落ちてしまう。

 

穴の先は、全てが奇妙で、あべこべな、不思議の国だった。

 

 

アリスは様々な生き物と出会いながら、奇想天外な冒険を繰り広げていく。

 


劇団三毛猫座の3年ぶりの本公演は

ルイス・キャロル原作「不思議の国のアリス」の全編上演。

 

俳優6人で30を超えるキャラクターを演じ分ける本作では、

ルイス・キャロルによるナンセンスな噛み合わない会話と、

パロディ・言葉遊びが存分に織り込まれた詩が混ざり合いながら、物語が紡がれていきます。

 

俳優は役(アイデンティティ)を、言葉は詩とセリフを行き来し、

”こうあるべきもの“が崩れていくことで、観客を混沌の世界へ誘います。

 

本作で舞台美術の制作に迎えるのはアートプロジェクト副産物産店。

アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材="副産物"による舞台美術もまた、

廃材というアイデンティティをスライドし、舞台美術として立ち上がります。

 

 

劇団三毛猫座×副産物産店による、madでchaosな「不思議の国のアリス」をどうぞお楽しみに!


 

 原作:ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」

 

脚本:永久(劇団三毛猫座)

演出:neco(劇団三毛猫座)

 

美術:副産物産店

 

主催:劇団三毛猫座

共催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)

 

 

 〈日程〉

 

2026年

1月9日(金)〜1月12日(月祝)

 

 

 

〈会場〉

 

京都芸術センター フリースペース

 

アクセス

〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2