公演の延期 / 休校のお知らせ
2020年8月14日~16日に開催を予定しておりました、第六回本公演「アンドロイドは毒をも喰らう」は、
新型コロナウィルス感染症をめぐる現状を鑑み、開催を延期することとします。
延期公演は日程を2021年8月20日~22日、会場をTHEATRE E9 KYOTO(京都東九条)での開催を予定しております。
延期に関わりまして、劇団三毛猫座では【オンライン上での公演関連イベント】を予定しております。
こちらにつきましては、当HPやSNSにて今後詳細を発表していきますので、ぜひご確認ください。
皆様のご理解をいただけますと幸いです。
1年後、THEATRE E9 KYOTOで皆様に作品がご覧頂けることを、公演関係者一同楽しみにしております。
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【オンライン公演開催決定!!】
Twitter上にアンドロイドたちが登場し、プログラムを実行する公演を開催します!
詳細はこちら
(休校公演は2020年8月16日をもって終了いたしました)
主宰ご挨拶
昨今の新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、第六回本公演は公演延期となります。
世間では活動が戻ろうとしていますが、依然として予断は許されない状況です。
現状の感染縮小傾向を維持する必要があること、
今後感染拡大の第2波、第3波がおきる予測があり、出演者・スタッフ・お客様の安全等を考えると
公演実施は現実的ではないとして、延期を決定しました。
現在、全国の舞台芸術に関わる状況は大変厳しくあり、劇団三毛猫座でも漏れなくこのような判断となりました。
人々が苦しみの最中にある状況でこそ芸術は必要とされるはずなのに、
作品が届けられない現状は非常に歯がゆく、自分たちの選んできた手法の無力さを噛み締める次第です。
人が集まり、交流することが良しとされ、様々なものごとがそれを前提として考えられてきたものづくりは、大きな転換期を迎えています。
人と人が触れ合うことすらが難しいこの時代に、私たちは何ができるのか?
考え続ける日々が続いています。
オンラインが人と繋がる手段として急速に普及しましたが、そこには取りこぼしてきたものがきっとある気がしてならないのです。
しかし相手のこと思えばこそ、直接会って話すことは叶わないのが現状です。
それでもやっぱり物理的な人の集まりが恋しくあり、
私たちは1年間、期が熟すことを待ちながら、
作品をより良くお客様へ届けることに力を尽くしてゆくこととしました。
1年後に、最高の状態で作品をご覧いただけることをご期待いただければと思います。
最後になりましたが、THEATRE E9 KYOTOさまのご尽力もあり、公演を中止ではなく延期とすることができました。
ここに感謝申し上げます。
無事2020年の苦境を乗り切り、2021年には全国の役者・スタッフ・お客様が劇場に戻れますように。
今は空っぽな全国の劇場に思いを馳せて、ご挨拶に代えさせていただきます。
劇団三毛猫座 主宰 neco
追伸
アンドロイドたちの学校は【休校】となります。
【休校】についてのお知らせがアンドロイドたちの通うDAL-9540女学院からきましたので、お目通しいただければ幸いです。
また、この【休校】中にも皆さまにお楽しみいただけることはないかと考え、『アンドロイドは毒をも喰らう』の休校公演をWeb上でお届けすることを準備中です。
詳細は今後HPやSNSにてご案内しますので、今しばらくお待ち下さい。
(画像は2018年初演時/撮影:諏訪原早紀)
『アンドロイドは毒をも喰らう』
「僕たち、そしてわたしたちは
アンドロイドであったこと、アンドロイドでなかったこと、忘れる事はないでしょう
さようなら!さようなら、さようなら、さようなら…」
名もない教室、並んだ8台のアンドロイド。
今日も、休み時間は繰り返される。
この時間は、この空間は、一体いつまでつづくのだろう。
9台だったはずのアンドロイドが1台、クラスから逃げ出した。
『女王』役のディアマンテの頬を殴って。
そこへ、まるでその穴を埋めるようにやってくる転校生・クラリカ。
彼女は言う、『私は、人間です』と。
逃げたルースはどんな台詞を語り、なぜ女王に謀反を起こしたのか。
8台のアンドロイドは次第に人間という『バグ』によって狂わされてゆく…。
クラス全員がアンドロイドという“設定”で、プログラムされた通りの休み時間を繰り返し続けている、女子高の女の子たちの多視点群像劇。
初演時の情報は「これまでの活動」をご覧下さい。
その他詳細は決まり次第、こちらのページにて公開いたします。