第七回本公演『くじらの昇る海底』

本公演は終演いたしました。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 

 

『鯨骨生物群集』…深海において沈降したクジラの死骸を中心に形成される生物群集のこと。

 

死者へ、想いを寄せる時。

私たちは私の理想を介さず、死者へ寄り添うことができるのか。

死者の生前の意思は、生きている者の意思によって咀嚼され、再構築され、

それはまるで海底に沈んだ鯨の死骸のように、分解されていく。

 

 

 

1、|100《きみ》へと至る|7《一週間》

私の知るあなたが、あなたの全て。

研究者シイナは自身の知識と技術を用いて学習型AI搭載ヒューマノイド〈モモ〉の研究を進めていた。

レポート、データ、回想、日記。様々な媒体で描かれる、とある一週間の出来事。

 

2、遠ざかるきみと100秒

私たちの全てはデータベースとして蓄積・管理される。

死者の情報をもとに死後一度だけ生成される、模造自我『死者の残響』。

ナナミは友人ミヨの初七日に交信手のもとを訪れ、『残響』による死者との対話を試みる。

 

3、100になれないきみたちのねむり

私が存在して彼女は死に、彼女が存在して私は死んでいる。

閉じた夜の箱の中でだけ、双子の姉妹は邂逅し、不完全を埋め合う。

 

 

 

自らのエゴイズムと真実の間で揺れる女性たちを、鯨と共に見つめる物語。

 


2020
年にMEDIASHOP|gallery2で行った朗読作品を、THEATRE E9 KYOTOにて演劇作品として再演。
『アンドロイドは毒をも喰らう』に次ぐ、劇団三毛猫座の最新作。

 

 

[日程]

 

2022

8/19 19:00〜

      8/20 13:00〜/18:00〜

8/21 13:00〜

 

(受付は45分前、開場は30分前から)

 

 

 

[会場]

 

THEATRE E9 KYOTO

(京都市東九条)

 

 

 

[チケット]

 

一般:3,000円

学生:2,000円

高校生以下:1,000円

(当日券は+500円)

 

前売りのみのお得なペアチケットも発売!

ペア:5000円

 

(未就学児の入場はご遠慮ください)

 


[PV公開中!]


[クラウドファンディング実施のご案内]

公演開催に無向けて、クラウドファンディングを実施します!

公演の成功に、作品のクオリティ向上に、是非ともお力添えください。

 

台本プレゼントや、公演の観覧座位置の希望、ステージツアー、衣装プレゼントなど、

さまざまなリターンをご用意しています。

詳細はこちらからご覧ください。

[クラウドファンディングによるご支援者さま一覧]

-2022/10/27現在、順不同、敬称略-

 

近江成秋 彩椿 柴田惇朗 kinoe

麻生あおい 水野真希 大喜多まさこ

Y.M nixon 遠距離支援者マン

オクダサユリ 井上明彦 ねこまま

矢野梨花子 岩竹朱音 ちゃーりー

横田穣 村上小百合 笹井史恵

ソノノチ 大矢一成 石橋 義正
もりたまゆこ 奥橋 和典 Fujiko

佐藤飛行器 ふしぎなまりも 蔭山 陽太
月宮詠 
村上淑子 ろっしふみ

ゆいごろう つちはしゆう奈
川波月 栗本嘉子 浅野宇泰


[出演]

大塚啓(劇団三毛猫座)

えみりー

宮本結妃(劇団三毛猫座)

坂井美紀(トイネスト・パーク)

大﨑緑

山本真央(創造Street)


打楽器:谷口かんな

歌:原田菜奈


アンダーキャスト:伊達七実(The Smoke Shelter)

 

 

 

 

 

[スタッフ]

 

演出:neco

脚本:金子ハル

 

舞台監督:長峯拓弥

演出助手:駒優梨香(企画団体〈世界平和〉)、南佑海(企画団体〈世界平和〉)

 

美術:佐藤由輝

照明:渡辺佳奈

音響:島﨑健史(ドキドキぼーいず)

衣装:山下彩

ヘアメイク:橋爪佑莉

ヘアメイクアシスタント:駒井志帆

撮影:諏訪原早紀

 

制作:かおりるら、渡邉裕史(ソノノチ)

制作補助:柴田奈緒、永久、綾乃

 

 

 

メインビジュアル画:三富翔太

宣伝デザイン:後藤多美

 

 

 

主催:劇団三毛猫座

提携:THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)

協力:京都市東山青少年活動センター

 

京都芸術センター制作室支援事業

写真は初演時の様子(撮影:諏訪原早紀)



[イベント情報]

 

 

招猫企画

くじらの昇る海底 × 鯨波

 

公演の開演前・終演後に『鯨波-TOKI-』によるコンセプトショップを開催します。

 

くじらの昇る海底の世界を、ショップでも展開します。

 

 

 

 


 

鯨波(とき)は、京都で出会った池田太朗、水迫涼汰、山田毅が、2022年に始めたプロジェクトで す。

コロナ渦において分断されたコミュニティに新たな繋がりを生み出す試みとして、様々な活動を行っていきます。

 

 


[新型コロナウィルス感染症対策に関わるお願い]

 

本公演は諸般の状況を鑑み、消毒等感染対策を講じた上での実施となります。ご来場のお客様には、会場での感染対策へご協力をお願いいたします。

公演情報・対策につきましては、ご予約いただいたお客様へ事前にメールでのご連絡、劇団三毛猫座ホームページにて告知をいたしますので、ご来場前にご確認ください。

また、新型コロナウィルス感染症の状況により、公演情報は変更となる可能性があります。

公演についての最新の情報はは劇団HPSNSにて発信していきますのでご確認ください。

その他詳細は決まり次第、こちらのページにて公開いたします。

 

初演時の情報は「これまでの活動」をご覧下さい。